活動終了のお知らせ

 明日の医療を考えるウロギネの会の活動を終了いたします。


勉強会や市民公開講座にご参加いただいた皆さま、READY FORなど資金援助にご協力くださった方々、いつもウロギネ通信を読んでくださった市民の皆様に感謝申し上げます。

 今後は勉強会「薬を知る・使う・考える。」シリーズのウロギネ通信第35号・36号と「レビー小体型認知症について」第37号を6月頃までに発行します。会員への決算報告後も、このホームページは7月7日の契約満了まで掲載されます。

 
         ご支援いただきありがとうございました。


                             2018年5月27日


 何かの病気であることは、病院では患者として扱われますが、病気がその人自身を表すものではありません。明日の医療を考えるウロギネの会とは、市民が自分の体と病気について知りたいと講師を探しながら勉強会を開催しています。がん、緩和医療、セクシャリティ、栄養、体操、薬についてなどを勉強会では取り上げてきました。
 運営は会費(年間3,000円)と勉強会の参加費(500〜800円)で賄う任意のボランティア団体です。

 

 旧名称のウロギネ女性の会は、医療を受ける患者が女性であることによる不利益も含め、患者が自分の身体と病気について学ぶことで、医療を選択することができるようになるのではないかと勉強会を始め、9年目に入りました。当初は、骨盤臓器脱の患者が多く患者会のようでしたが、ウロギネ(泌尿器科と産婦人科)の領域に限らず、市民にとり必要と思う勉強会を実施してきました。名称変更により、より多くの方に学ぶ場を提供できると考えています。

今後の予定は、スケジュールをご覧ください。


勉強会の様子 2017年

「くすりを知る・使う・考える。」

4回シリーズ 6月17日「くすり」とは?

7月22日「薬剤師、調剤薬局には何が出来るの?」

10月28日「こんなに多くの薬を飲んでも良いの?」

12月2日「自分の薬に問題があると思ったら」実践編

薬の基礎から学ぶ4回の勉強会「くすりを知る・使う・考える。」シリーズを、6月、7月、10月、12月に実施しました。
基礎から実践編までを、順に学ぶことができる構成で、講義の最初には必ず前回のまとめがあり、何ヶ月も経過して忘れていたことを思い出し、途中から参加された方でも理解できるような工夫がありました。また、ひまわり薬局のお薬手帳(残薬や薬服用後の異常や市販薬服用の記録を本人・家族・医療職・介護職など関係者が共有する)を通じての取り組みが広がると良いと思いました。

薬剤師を教え育てる立場の山下美妃氏と民間企業で薬剤師を指導する立場の佐藤一生氏のお二人が講師として参加され、疑問に思ったことなども毎回1時間以上の質疑応答や話し合いの時間を取りましたので、参加された方の満足度は高かったと思います。薬剤師には飲み薬だけでなく、注射薬、点眼薬、貼り薬、塗り薬、スプレーなども伝える必要があることは、新しい発見でした。

山下美妃氏 

北海道薬科大学臨床薬剤学分野准教授 薬剤師 博士(薬学)

北海道大学大学院 薬学研究科薬学専攻 修士課程修了
米国ノースカロライナ大学薬学部チャペルヒル校留学

日本薬学会 薬学教育モデルコアカリキュラム改正に関する調査研究チーム委員

 

佐藤一生氏

北海道ファーマライズ株式会社 西いぶりグループ長 ひまわり薬局薬局長

東京薬科大学卒業

共立薬科大学大学院薬学研究科 博士課程前期課程修了

在宅療養支援認定薬剤師 プライマリ・ケア認定薬剤師

 

過去の勉強会


第23回勉強会「セクシャリティ」

 講師:吉田奈美江氏 カレスサッポロ時計台記念病院がん看護専門看護師

セクシャリティという言葉は、SEX=性交渉を指す狭いところから生き方までも捉える広義の意味までありますが、今回の勉強会では医療現場でのセクシャリティについての具体的な事例を多く取り上げた内容でした。

がん患者と家族、友人間の異性カップル、同性カップルに関わらず婚姻外のパートナーと家族の問題では、体のケアだけではなく患者と家族の気持ちのケアなど、多くを学ぶことができました。

医療者にとって、患者のセクシャリティに関わる支援をするかは個人に任されている状態で、恥ずかしいという意識と学んでいないため支援をできない、あるいは支援は自分の仕事ではないと考えているようです。

一日中でも語ることがあるとおっしゃる講師に1時間の講演時間は厳しい状況だったと思いますが、後半は4人程度にグループ分けしての話し合いに講師も参加していただきました。

参加者の感想

  • 横文字と早さに理解が追いつかない、もっと若い時に聞きたかった
  • 知ることで少しでも理解して差別をしないようにしたい
  • 題名とイメージがずれていた
  • がん患者のセクシャリティをケアしている人に感動した
  • 障がい者の性について話し合った
  • 日本では子どもを産むことに積極的ではない
  • 話す内容は難しくても会を重ねれば理解できると思う

 


第22回 学んでやってみよう!  尿失禁改善体操

椅子の筒のようなものは?

これは、フェイスタオルを固く巻いたものを椅子に置き、その上に座ることで骨盤底筋を意識し、よい姿勢を保ちます。よい姿勢を保ちながら運動することで、肩こり、腰痛を予防し少し痩せる!尿失禁のある人も無い人にも役に立つ姿勢の話から。

KKR斗南病院リハビリテーションセンターにお勤めの理学療法士の杉本寿司(すぎもとひさし)先生でした。

 


「家族にも聞かせたかった」

7月19日「緩和ケアと在宅ケアについて」
1951年人は家で死ぬことがほとんどで、1975年家で死ぬ人と病院で死ぬ人が同数になり、2011年には家で死ぬ人は全体の12%となった。
日本人の死亡原因の一位はがんで、緩和ケアが病気の苦しみを予防し、和らげ、生活の質を確保するため、がん治療の初期段階から介入するようになってきている。また、痛みをコントロールできれば在宅と入院を組み合わせて生活できる。家庭医(かかりつけ医)とは、患者の利益と医療費削減を目的に、患者の家族へも目を向け医療を展開する街のお医者さんである。2025年には在宅診療を40%にするべく家庭医療学を学んだ家庭医を増やす計画である。専門医と連携のとれた家庭医に最後まで診てもらい、望まない治療を死を前にしてされることを無くしたい。死を考えることはどのように生きたいのかを考えること。参加者の一人から「家族にも聞かせたかった」との言葉がありました。


「緩和ケアと在宅ケアについて」  第21回

前回勉強会の、生をテーマの「出生前診断について」とは反対のテーマである死を、連続3回の勉強会で掘り下げたいと考えています。生は喜びと共に受け入れられてきましたが、死は忌みべくものでした。

 

「緩和ケアと在宅ケアについて」は、家庭医療学という新しい学問を学ばれた小西徹夫先生に講師をお願いしました。




第20回勉強会「出生前診断について」3月29日13:00〜

講師の藤井美穂氏
講師の藤井美穂氏

 胎児がダウン症とわかると、ほとんどの方が中絶を選択します。しかし、安い検査会社(タイ・中国)のことなど、知られていない一面もあります。日本医師会母体保護法等検討委員会委員の藤井美穂氏(時計台記念病院女性総合診療センター長)に出生前診断の内容をお聞きし、何が問題なのか参加者で話し合ってみませんか。
どなたでも参加できる勉強会です。

 

参加費:500円

受付:12:30〜  終了16:00

 

会場:天使大学6101教室(札幌市東区北13条東3丁目1−30)

アクセス:JR札幌駅から地下鉄東豊線「北13条東駅」下車1番出口より徒歩3分

 

 

第4回市民公開講座「いつかかるか?排泄の悩みごと」





イラスト提供 樋田ゆうき

      見にきてくれてありがとう